新民家プロジェクト・目的

美しい社会風景の創出
新民家MAKERは、その土地に続いてきた知の伝えを引き受けながら、
世界で生まれる新しい知見を加え、
過去から続くその土地でしか生まれ得ない価値を現代に最大化した家を提供します。
そしてその家が、周辺地域の風景に馴染み、周囲の資産価値をも高め、
美しい社会風景を創出する始まりになることを目指しています。
新民家プロジェクト・意匠
STRUCTURE SYSTEM
構造体系
伝統建築を土台に3種類の基本構造システムを考案。
あらゆる状況に応じた組合わせが可能なため、設計の自由度が向上。

「垂直ウォール」
「垂直ブレース」の一部を構造壁化することで、部分的な縁側での回遊性を確保できます。さらには、水平力、吹上への対抗力、四周への開放性、通風性が継続され、現実的な住宅設計への展開可能性が高くなります。今回、新たに開発された「垂直ウォール」と「平行ルーバー」により都市型木造住居への提案力が増しました。

「垂直ブレース」
筋交いを外壁に対して垂直に外側に出す形で配置し、軒先の柱と繋げています。これにより水平耐力と吹上荷重に対し同時に対抗でき、また、外壁面を壁とする必要がなくなります。
そうすることで、自由な通風はもちろん、これまでの木造では実現できなかった四周の全面に広がる開口部により、周囲の庭と内部が自由に繋がる開放性を獲得できます。

「平行ルーバー」
ルーバー+筋交いロッドの組み合わせにより、水平体力を獲得しています。外壁に対して平行に、かつ軒先に合わせて配置します。
そうすることで、自由な通風はもちろん、プライバシーコントロールを可能にします。また、台風時には雨戸としての機能も備え、内側のガラス開口部を保護します。花ブロックの木造版かつ、構造性能も併せ持つシステムです。
CONNECTOR SYSTEM
継手方式



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最先端のドリフトピン工法により設計しています。釘やボルトを使用しないため、棟上げ現場ではピンを打ち込む作業のみで完結します。そのため、狂いも少なく、ホゾ等による木材の欠損割合も従来工法より少なく、強度が高くなるのが特徴です。複雑なコーナーの収まりもオリジナル開発の金物により美しく収まっています。
安定した品質の確保のためにドリフトピン工法を採用。
構造家、金物メーカーとオリジナルの継手金物を開発。
DESIGN METHOD
設計手法
コストダウンを目的とした設計自動化に向けて、
設計プログラムの開発を継続。
テクノロジーの発展していく方向を見据えています。プログラム化可能で、かつ多様性を含有できる設計デザインを行っています。まだまだ開発段階ではありますが、今後、データが蓄積されていく過程でソフトウェア化を目指しています。



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